自分の土俵で闘いたい
曙、1分30Rの試合時間を要求。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/column/200411/at00003120.html
「世界一強い男」という肩書きに、ほぼ全ての男性が一度は夢見ることでしょう。でも、普通に考えれば「強い男」ならともかく「世界一」は幻想でしかないことに気づかされます。そう、何を以って「世界一強い」とするのかという「ものさし」が存在しないからです。
その問いに一石を投じた「第1回UFC」興行が行われました。その大会の優勝者がホイス・グレイシー。そこから「グレイシー幻想」が生まれ、私を含めてプロレス・格闘技ファンの興味をさらっていきました。
ただ、この(初期の)UFCルールですら、「噛み付き」「金的攻撃」「目潰し攻撃」は反則技とされており、一部のケンカバカには「本当の何でも有りルールじゃないから俺の(応援する選手)方が強い。」という幻想が生まれました。
しかし「本当のなんでもありルール」で、目をえぐり合うような試合になったなら、選手側も危険が大きくて生活が成り立たないし、興行を興す側でもそんな致命傷を狙いあうルールでは保障の問題から開催できません。
そこで「ルール」が必要なんですが・・・。
前置きがとても長くなりましたが、「1分30R」とは面白いアピールですね。これは以前、ホイス対桜庭の試合でホイス側が要求していた「無制限ラウンド」のアピールを知っているファンなら、非常に興味深いアピールですね。
でも、ぶっちゃけ、曙選手が勝つには「最初の1分」で打撃を当てなきゃ無理だと思いますので、どうせアピールするなら「1分1Rで、時間切れなら俺の負けで良い」って方が面白かったですね、自己分析が出来ているな。と。
「自分の土俵(ルール)で闘いたい」と言うのは諸刃の剣で、負ければ次はありません。もともとK1ルールで無残な連敗を晒してしまい、ネームバリューはともかく「相撲最強幻想」も地に落ちてますので、文字通り曙選手が来年を迎えられるかどうかの瀬戸際ですね。本人がそこまで考えてのアピール+心構えなら案外面白い試合になるかもしれませんね。
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