前田日明、ド真ん中のリングに立つ!
前田日明氏、プロレスのド真ん中に立つ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200504/16/index.html
意地も誇りも無い!と言っておいて力を借りたい、ってのもなんですね。まぁ、言葉足らずなのはいつものことですが、意地も誇りも無いからこそ、意地と誇りを持ったプロレスを再現するために協力しあおう、と言いたいんでしょうね。
まぁ、WJの旗揚げ戦の第一試合はとんでもなく戦慄の走った(マジでこれが全試合続いたらプロレスの革命だと思ったくらい)試合だったんですが、前田氏の目にこの試合がどう映るのか尋ねてみたいですね。
確かに初代タイガーマスクの試合スタイルは、当時において斬新でかつ美しく、そして素晴らしかった。が、今の時代はさらに進化した試合スタイルを構築できる選手が沢山居るので、いまさら復活も無いと思うのですが「プロレスを原点に戻してもう一度プロレスの大ブームを巻き起こす」ってのは無理がありますね。
そもそもプロレスの原点とは何でしょうか?
私は偉そうに歴史を語れるほど詳しくありませんが、これだけはハッキリいえます。
「プロレスは興行です。」
ようするにお客を集める手段です。「原点」を突き詰めれば「決闘」に突き当たると思いますが、「決闘」では選手の体(命)が持ちませんし、現在の社会的価値観にはそぐわないので、実現は不可能です。では、いったい何を以って「原点」とするのでしょうか?
そもそもプロレスを真剣勝負(=決闘)と捉えていた人たちが多数いたために力道山のブームが起こった訳です。原点に戻ると言っても、、この時点まで戻ると戻りすぎとなってしまうのでやっぱり「真剣勝負」と捉えて貰えるくらいの「凄さ」や「激しさ」をウリにしたいんでしょうか。
ハッキリ言って、総合格闘技が認知された今では無理です。シューティング興したアンタがわからないわけないでしょうに。
しかし、もともとの力道山自身も初めは(相撲を引き合いにしながら)作り試合であることを述べておりますし、現在では国会議事録にプロレスはショーと(「そう捉えている。」とNHK専務理事が述べた。)記録に残ってるくらいです。
参考文献/タナカ☆タダシ著「日本プロレス帝国破壊」講談社
時を同じくして第一世代の「力道山」、第二世代の「ジャイアント馬場」「アントニオ猪木」、に続く第三世代を支えた二人が興行に戻ってきました。
先にPRIDEという競技性を売りにした興行と、ハッスルというショー的要素を売りにした興行双方で活躍する高田総統兼統括本部長の牙城にせまれるのか楽しみですね。
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