興行はネタを生かせ!
今日はプロレスネタ。プロレスは相手選手と勝敗を競う「競技」だと考えている人は読まずにスルーしてください。
高田総統、映画「セイザーX」に出演決定
http://www.hustlehustle.com/free/news/index.html?id=1124350549
いや~セイザーXってのは初めて訊きましたけど、ネタにするならここまでしなきゃいけませんよね。こういうところに手間暇お金をかけるところがハッスルを応援する所以です。なにより総統本人が楽しんでやっているのが伝わってくるのが良いです。(少なくとも私にはそう見える。会場は盛り上がりは・・・・笑)
私の好きなプロレス団体のもう一方は「プロレスリングNOAH」なんですが、「ムシキング」という美味しいネタを手にしながら、スタッフはそれほど演出に力をいれず、選手はいつもの試合内容で(それなりに凄いが)、単発のドーム大会以後、イベントらしいイベントは音沙汰なし。
今後のカードは微妙で、演出もなさそう。(実際の試合を見るまで何ともいえませんが、ドーム大会での扱いを見る限り期待できない)また、ウチの仕事場の近所で「ムシキング史上最大のイベント」が開催されているんですが、期待していたコタ・・じゃなかったムシキングテリーの来る気配は全くなし。もし私がマスク被るんだったらオフの日にノーギャラ交通費自腹でファンサービスに行きますよホント。
私は日本のプロレスもWWEの様にサラッと「筋書きはありますよ」と一回言っておくべきだと思ってます。(カミングアウト派)それもさりげなく普通のトークショーや書籍などでさも当たり前のように、他の話の中に混ぜるような形で。
それもあえて「筋書きがありますよ」の次に「技を仕掛ける(受ける)には日々の凄いトレーニングが必要」だとか「ケツ(勝敗)が決まってても試合内容は選手のスキル」だとか蛇足はつけないであくまでサラッと宣言しちゃえば良いんですよ。
K1のような打撃格闘技のみならず、総合格闘技がスポーツコンテンツとして認められた現在、プロレスを競技として考えるのはナンセンスです。それより「暴露本」というような形で「ケツ決め」をバラす本を書いて儲けよう、なんてことをできないようにサラッと認めた上で「面白い」「感動できる」「見る価値がある」といった「興行」という「人を集めてナンボ」という部分で勝負して欲しいですね。
そう、「人を集める」というのは難しいもんなんです。例えば総合格闘技がコンテンツとして認められたといってもそれは「PRIDE」くらいで、他の「DEEP」とか「ZST」とか「IKUSA」とか・・・その他もろもろ、選手は命懸けで危険な競技で競い合っていてもそれほど儲けたりしないわけです。
「HERO's」の所選手(ZST)なんて、ビル清掃のバイトをしつつ休憩時間にコンビニ弁当食べながら「こんなの魔裟斗選手は食べないですよね」とインタビューにでてファン心理を掴んだ上で試合内容が素晴らしく、結果も大勝利で大ブレイク。公式サイトもそれに合わせる形でリニューアルして波に乗っていて読んでてとても面白いです。
そういったネタや波に乗ることが人を集める上で大事なんですね。もっと頑張れ>NOAH
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