航海に後悔して契約更改を公開する？

新日本プロレス、契約更改進まず。
http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-060125-0003.html

新日本プロレスは暗いニュースばかりなので、明るいニュースが欲しいですね。もっとも、沈みかけた大型船には助かる道は無く、人数の限られた小型ボートで航海を続けるか、救命ボートで個々に逃げ出すかしか無いのかもしれません。

小型ボートを漕いでれば、偶然高性能エンジンが手に入ってトンデモナイ速度で前に進みだせるかもしれませんし、救命ボートで逃げ出した人は新天地を見つけるかもしれません。早い話が「成るように成る」ですね。いつも猪木が引用している「踏み出せば道となる。」って言えば簡単ですが、道の先が断崖絶壁の可能性もあるのが現実。夢を売るプロレスラーには厳しい現実に負けないで欲しいですね。

・・・最近聞かないな・・・と思ったら、ひったくりで捕まったり、アダルトビデオに出ていたりする姿は見たくないですから・・・。逆に中古車屋で働いていたり、整体で働いていたりする姿は応援したくなるので良いですけど。

で、新日本プロレスの一番の問題は、本当にファンが見たいもの（知りたい事）から一番かけ離れたものを提供しているのがダメですね。まだ情報をブログで公開してくれる選手の方がファンに対して真摯な姿勢に感じるので、応援したくなります。

金本選手のブログ
http://blog.livedoor.jp/k2diary/

ま、私のようなヒネくれたプロレスファンにしてみれば、「契約更改」みたいな面白いネタこそ客寄せに使うべきと考えます。現実の契約更改の場をテレビ中継してくれれば言うこと無いですが、そうでなくてもWWE風にスキットにするとか、そこまでいかなくてもマイクアピールのネタにするくらいでないと、今の世知辛いプロレス界において「精神論」や「勝負論」の幻想だけで着いて来るファンは少ないです。

ハッスルマドンナ、オーディション参戦
http://www.hustlehustle.com/free/news/index.html?id=1138164667

コッチは相変わらずネタを提供してくれてます。

それに引き換え新日本プロレスは・・・。
http://www.njpw.co.jp/news/topics/topics.html

------------以下、トピックス引用------------------
ファンの皆様へ 2006年1月17日　

（中略）すべての選手契約が終了いたしました時点で、ファンの皆様にはご報告させていただきますので、ご了承願います。
------------引用終了--------------------------

一番知りたい情報を提供しなきゃいけないのに、退団の情報だけが先走りする悪循環、どうにかならないモンですかね。

最後に小佐野記者のブログ。
http://mimi.sub.jp/maikai/archives/2006/01/post_139.html

十数年前、ファイティングネットワーク「RINGS」という団体にどれだけ夢を膨らませ、正道会館や極真などの日本空手、オランダバウンサー軍団、ロシアコマンドサンボ、韓国テコンドー、アメリカマーシャルアーツなどなどの参戦情報に胸を躍らせたものか。オリンピックの開会式にRINGSロゴのウェアを着るという情報を信じてガセだったことに落胆したものか・・。

そんな「団体」という一種のフィルターがあれば選手のスキル以上に評価が上がったり、会場が盛り上がったりするのですが、その「団体フィルター」がマイナスだったりすると、選手のスキルに関わらず評価が下がったり会場が盛シラケたりするので、足を運ぶファンが減るという悪循環。明るい未来が見えません。

しかし、後悔ばかりしても仕方ありません。ウミを出し切ってしまえば体は健康になるでしょう。「病は気から」「体が資本」生きてれば何とかなると信じてがんばって欲しいですね。＞残る人、出る人。