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買おうぜプロレスの向こう側

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2006.01.09

破壊なくして創造なし。冬木なくしてエンタメなし。

昨日から徹夜でビデオ整理。

ZERO-ONEだけでも結構溜まっていてナカナカ作業が進みません。さらに録画したことも忘れていた物が出てきてつい見入ってしまい、ますます作業が停滞する始末。そんな中、橋本選手が亡くなった時の「報道ステーション」の放送がビデオに残ってました。当時から故人を知る古館アナのコメントは重いのですが、納得できない部分があるので検証。

「まぁお医者さんはあの~プロレスとは全くこの死因に関しては関係ないという風に言ってるようですね。あの~高血圧とか色々に原因があると・・・。」

「でも、それだけじゃないとどうしても思うんですね。」

「本当にあの~受身を取り辛い技をどんどん連発していく。それにファンは歓喜の声を上げる。リング上もまたそれに応えようとしてエスカレートする。もうそのデッドヒートだと思うんですよね。」

「僕はもうそういう意味では彼は殉職だと思います。本当にイイ奴でした。」

意図して四つの段落に分けましたが、これを一つのコメントとして繋げてしまうと、コレは違うんじゃないか?と思います。逆に四つに分けると、理解できますし納得も出来るのですが・・・。では、私なりに古館アナのコメントを肯定的に解釈してみましょう。

1.「橋本選手の死因はプロレス(試合)と関係ない」
2.「でも、それだけじゃない。」
3.「受身の取り辛い技の連発~エスカレート」
4.「そういう意味では殉職」

と、四つに分けますと、1.については述べるまでもなく、2.と4.については、当時は「プロレスラー=超人」というイメージがあり、そのイメージから私生活(特に食生活)については、不摂生や自身の体調に関しての過信があって結果的に「不健康」となって、そういう意味で死因の一因と言えるかもしれません。が、結論としては「橋本選手の死因は試合とは関係ない。」です。まぁ、怪我で体を動かせなかったために体調が悪くなっていったのかもしれませんが、これも踏まえて「不摂生だった」としか言いようが無いでしょう。

そして3.についても同感ではあります。しかし、凄い技(危険な技を含む)を見れば私は狂喜し、感嘆の声を上げてしまいます。(危険な技、とくに場外技なんかは狂喜せずに心配です。が、無事と判ればすげぇ~と感心するのも事実。)その声を求めてレスラーがさらに凄い技へと進んでいくのは止めようがありません。

例えばこれは車の運転。「自分ならこの速度でも大丈夫。」と過信して、結果的に速度超過が原因の交通事故を起したとしたら誰が「自分ならこの速度でも大丈夫。」という認識を事前に改めさせる事ができるでしょうか。レスラーも事故を前提にはせず、自分に出来る範囲で技を磨いて行く訳ですから「交通事故」と同じく、起きなければ是となってしまいます。

逆に「技のエスカレートは止められない」として選手に対して考えるなら、協会なりコミッショナーなりを作って「医者帯同。できないところは『プロレス』と名乗るの禁止。」とするとか・・・。私はプロレスカミングアウト派ですけど、これは「真剣勝負ではない。」「競技ではない。」とカミングアウトしたとしても実現して欲しいですね。>サーカスの類も同様。

やっぱり「お医者さん常駐」は実現してレスラーの定期健診、興行(巡業)前の血液検査くらいは義務付けしないと・・・。最近でも女子プロレスで心停止?と思わせるような事故が起きたり、B型肝炎なんて悲しすぎます。(ジャンボ鶴田選手の死因はB型肝炎ですが、感染経路は不明である以上「プロレス」は可能性の一つとしか言えませんのでご注意を。)

さらに作業を進めると報道ステーションだけでなく、橋本選手の追悼番組も出てきました。

改めて見ると、三田さんが私の送った追悼メールを読み上げてくれてました。まぁ、採用を競うラジオ番組でもありませんし、そんなことは二の次なんですが三田さんも同じ事務所(古館プロジェクト)なんですから、上記報道ステーションの古館コメントへの落とし前をつけてもらいたい気持ちも少々無きにしもあらず・・・。

で、ZERO-ONE。

星川選手が元気な頃の試合が懐かしいです。意識を失っていた時、病室ではベストバウトと言われた丸藤選手との試合DVDを流し続けたそうです。今もリハビリで大変でしょうけど、いつか元気な姿を見せてくれると信じて旗揚げ戦と一周年記念興行の丸藤戦は永久保存にします。

そして昨日の予告どおり、ジャイアント馬場選手、ジャンボ鶴田選手、サムソン冬木選手の追悼番組を立て続けにHDD録画。WEWのビデオも出てきて、ハッスルの成功におけるエンターティメントプロレスの先駆けはやはり冬木選手だな~と感慨ひとしおです。しかし冬木選手の体調の悪さが滲み出ていて今見ても辛いです。さすがに年月が経っていて気持ちも整理できていますが、それでも故人を偲ぶとやっぱり暗くなります。が・・・そこで驚愕の発見が・・・。

押入れのビデオテープを漁っていると、安物の茶封筒が出てきて、その中には二万円が!!!!

見た瞬間すぐに思い出しましたが、引越しのときにクーラー取り外しは料金に含まれていたけど、取り付けは場所を見ないとわからないとかで、別料金の可能性を言われたため、封筒に入れて先に押入れに入れていたんでした。・・・が、引越し作業に追われる最中で、しかも徹夜明けで高速道路を単車で突っ走ったりして、さらにコンビニ弁当が主食となり経済観念も狂いまくっていたために忘れ去られた二万円でした。(当時の生活は2005年10月の日記参照)

その二万円を見て、ジャイアント馬場が和田京平に「これでパチンコでも行って来い」というエピソードを自伝「人生は3つ数えてちょうどいい」で紹介しており、その馬場さんの言葉が脳裏に聞こえたような気がしました。・・・・徹夜でバカになっていたんでしょうね。でも、追悼気分で暗くなっていたのが明るい気分になったのは事実です。

ちょうどビデオテープをセットして六時間は編集できないし、徹夜でハイになった頭は眠気も無く、さらにデビルマンのテーマソングを耳にしながら以前やられたパチスロ「デビルマン」リベンジへ。・・・・敗北。なんでそれまで1/300で大当たり(回数はビッグ6レギュ1でした。)していて、既に400回回って空いていた台に座って、そこから+1000回ハマっても大当たりが来ない?

・・・出費、出てきた二万+一万。三万円やられました。歯医者用の一万やられてしまって、銀行に行かなくちゃいけなくなりました。もう残高無いぞチクショー。よくよく考えると、その二万があれば、今日(既に「昨日」だが)の全日本プロレスと明日(既に今日だが)のDDT、両方観戦に行けたじゃないか・・・私はバカだ。明るい気分になったのが、真っ暗な気分になったのは真実です。

そんな訳で、三万円分の怒りの勢いに任せた長文。付き合って読んで頂いた方、どうもありがとうございました。

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