ゲームソフトのレンタルに思う

コーエー、ゲームソフトレンタル事業に着手
http://www.famitsu.com/game/news/2006/04/25/103,1145948870,52287,0,0.html

ゲームソフトは容量が大きくなって開発コストも高くなり、インターネットにより情報の伝達も早くなり、面白くないゲームや面白くても知名度の無いゲームは利益を出すのに苦戦を強いられます。

会見で挙げてた「中古ソフト」が販売者・購入者が共に利用する背景は「利益を出したい」販売店側と「安く遊びたい（高く売りたい）」ユーザー側の利害が一致しているからでしょう。

私もお店で買いたいソフトがあったとき、新品と中古の両方があれば安い中古ソフトを購入します。

しかし魅力的なソフトは、前もって予約しておいて発売日に買いますし、結果、つまらなければ高く売れる内に売り飛ばします。

そこでレンタル。

その昔、パソコンソフトレンタル屋さんで働いていた経験から言いますと・・・失敗間違いなし。
（昔は日本マイコンソフトレンタル協会ってのもあったくらい・・・・・）

だいたいレンタルって、最近でも落ち目のゲーム機本体メーカーがやって失敗してるやん。

昔は、レコードをテープに録音しようが、ビデオデッキ二つでダビングしようが、アナログによる劣化があり、本当に欲しい人はパッケージを買うのが当然という風潮がありました。

今では、デジタル複製が（ほぼ）可能になりました。しかし、レンタルＣＤ屋さんが業界全体で苦戦している印象はありません。これは利用するユーザー数が桁違いに多いからでしょう。

その点も考えてのことでしょうが、値段設定が「新作ソフト一ヶ月5000円」って・・・。

そんなもん、新品で購入して二週間くらい遊びまくって売り飛ばした方がお得ですよ。一ヶ月で新品販売と中古買取価格で-5000円の差が付くのは、売れると思って生産過剰で売れなかった某モビルスーツくらいですよ。（私は良く出来てたと思います。とくにララァとの対戦は鳥肌が立ちました。・・・売り飛ばしたけど。とにかく生産過多だったんですね。あの値崩れは。）

まぁ、コーエーのゲームは定価が高くて、そのくせ少しは遊んでみないと面白いか面白くないかわかりませんから良いのかもしれませんね。