誰が為の判定
判定勝利後の亀田選手の態度が腹立ったので、スルーしようかと思いましたが今日のネタは疑惑の判定。
まず、今日のHRRO'S。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200608/05/index.html
ここでも疑惑のレフェリングがありました。看板選手である桜庭選手が窮地に陥ったとき、「攻守が逆だったら絶対に止めてただろう」とか「微妙なタイミングでドンチムーブをかけて一息つけさせて再開」など、明らかに片方に肩入れしたレフェリングでした。
もともと、格闘興行は見世物です。アマチュア競技じゃありません。
早い話がお金集めです。
余談ですがアマチュアスポーツの最高峰であるオリンピックも「競技」を利用した見世物興行で、通常の世界記録はともかく「オリンピック記録」なんて言い方は出場国の傲慢な考えと言えます。
話は戻って、亀田ボクシング。
もともと「ホームタウンデジション」という言葉があるくらい、ボクシングで観客の声が重なると「そうでもないパンチ」が「ひょっとして効いたかも?」という印象に変わったりします。そこで今回のタイトルマッチですが・・・。
世界戦採点基準、広報へ=亀田戦の批判を機に-JBC
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20060805-00000073-jij-spo.html
何をいまさら寝言を言ってるんでしょうか。
本当に判定を正確にしたいなら、ラウンドインターバルに公表すればいいんです。電光掲示板に。それこそセコンド陣も点数計算して、負けそうな側はよりアグレッシブになり試合内容が面白くなります。
なぜソレができないか。
日本のボクシング興行はジムが仕切る形になり、レフェリー、ジャッジもジム側が用意します。つまり「疑いがある。」なんてレベルじゃなく「真っ黒けっケ」なわけです。
多かれ少なかれどこでもやってますが、亀田選手の今までの対戦相手(成績悪くて今年は呼べない選手でさらに戦績ゴマカしてるとか)を考えれば、普通に「作れらたヒーロー」であることが一目瞭然です。相手を見下す態度しかとれない、親父やジムの連中を見れば如何にボクシング業界が「そういうヤツラの世界」であることが分かるってもんです。
金子会長「「興毅は一生懸命」 」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20060805-00000001-spnavi_ot-spo.html
バカ丸出しです。「一生懸命」だったから批判されているのではありません。判定が(素人の見解とはいえ)おかしくて、さらにそれまでの黒い部分が報道されるようになったから批判されているのです。
ま、見る側はそんな審判の言ってることより、プロスポーツは見て面白いかどうかなんですけどね。
例えば、プロレスなんかはそいういう判定の胡散臭さもひっくるめて面白いですし、野球なんかで審判に不服を訴えて乱闘になればそれはそれで面白いです。・・・いや、ゴメンナサイ。
今回耳にしたのが「あのまま判定負けだったとしても、逆に亀田よくやった!と応援できた。」という論調です。
私は違ってあの判定のあと「こんなベルトいらんわ。」と親父にやるのではなく、マイクもって「やっぱりKO勝ちやないとベルトの価値無いわ。フライ級で出直しや!」とでも言えば気に入ったんですが、「言いたいこと言えばいい。勝たな次が無い。」なんていいやがって・・・むかつく。
まとめ。
疑惑の判定もいいけど、「興行がつまらなかった。」という結論に繋がる判定はもうちょっと考えるべきだ。でも、ウソでも十代の王者、○階級制覇、なんて看板に繋がって視聴率(お金)になるわけだから、それはそれでありなのか・・・。
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