気まぐれブログパーツ

  • SAMURAI&DRAGONS
  • 炎の刃 大谷晋二郎
  • 風量・風力予報
  • つぶやいた~
  • Xbox360
  • 骨髄バンク

アソシエイト

買おうぜプロレスの向こう側

July 2021
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 勝敗と評価と選手生命と | Main | 技術と文化と利便性 »

2006.09.13

組織の裏切り者は・・・

グローバル・レスリング連盟(Global Professional Wrestling Alliance)発足
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20060912-00000025-spnavi-spo.html

いや~~~難しいですね。
プロレスは興行です。興行はお金儲けが主目的で、競技自体が主目的のアマチュアスポーツとは訳が違います。ましてプロレス業界は規模で言えば衰退の一途で、裕福な団体はどこにもありません。

正確に「調整機関」として力を発揮するのは、それなりに出資規模が同等でないと、発言力や決定権に差が出ることになり、話し合いとしては決裂してしまいます。

各連盟参加者のコメント
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200609/at00010600.html

でも大丈夫。
今現在、手綱を握っているのは業界の酸いも甘いも嗅ぎ分けた中村事務局長と、連盟参加団体の中で一番力のある三沢社長が会長に就任した以上、脱退者がでることはあっても連盟自体が簡単に壊れることはないでしょう。

しかし、「GPWA第1回主催興行」を開催することが決定。試合当日は、日本テレビのCSスポーツチャンネルG+で生中継(18:30~22:00)される予定」とあるのは、テレビ局が後ろ盾にあるということで、逆に言えば他のテレビ局(地上波)の付いている団体の参加は見込めないということです。

テレビ朝日の新日本プロレス、テレビ東京の全日本プロレス、テレビ埼玉の大日本プロレス。プロレス界(に限らず、プロスポーツ全般ですが)は力道山の時代からテレビ局とは切り離せません。

ふと思い出したのが、去年のディファカップ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200505/07/index.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200505/08/index.html
本当に良い興行でした。
普段は別の団体で活躍している活きの良いジュニア選手が一同に会してタッグマッチでトーナメント、さらには療養中の星川選手に対する配慮、その模様が生放送(地上波じゃありませんが)されるリアルタイム性。

一回こっきりのイベントなら団体もまとまるでしょう。とにかく、丸く収まるのが一番です。

しかし、清く正しく調和することができても、お金が儲からなければ意味がありません。もし、連盟参加団体の一つに、テレビ放送の話が付いたとすれば、必然的に連盟脱退となるでしょう。(良くて連盟主催興行への参加選手に、主力選手は出せなくなる。)

ここで面白いのは、地上波放送目前で切り離されたハッスルにも声をかけている点です。

ハッスルは、プロレスを競技として売るのではなく、「ファイティングオペラ」として売り、エンターティメントに徹することで「家族で楽しめる。」道を選びました。その狙いは正しく、ハッスルのスタッフ(と選手の一部)には、衰退の一途を辿る「競技(競技)」を売りにする従来のプロレスを根こそぎ破壊する「全知全能なる高田総統」の意思が浸透しています。

もし、ハッスルが参加したら・・・。

ハッスルがGPWAに参加すると、高田総統はネタにし、連盟主催興行にモンスター軍が襲い掛かり、そこにHGが登場し、どさくさ紛れに男色ディーノがKENTAに襲い掛かる。その横で丸藤がエリカとマーガレットに抱き疲れている。(誤変換だ・・・おもしろいからこのままにしておこう。)

その後ろで、ニューリン様のお尻をTAJIRIと一緒にニヤニヤしながら眺める三沢会長の姿が・・・・。

う~~ん。面白い、めちゃくちゃ見たい。・・・まぁ、奇跡が三つくらい重ならないとありえないけど。

いずれにせよ、プロレスの組織というと「虎の穴」しか思い浮かず、三沢会長がフカフカのイスに座ってパイプをくぐらせてネコを膝の上に乗せて撫ぜている姿を最初に想像しました。

そして・・・裏切り者には、刺客を送り込む。

そうか・・・GPWAの最初の仕事は、大森選手の刺客に志賀選手を送り込むことだな。

あぁ・・・そういえば、今の時代にRINGSが生き残り、プロレスの範疇であることを公言し、なおかつRINGSネットワークが健在であれば・・・。なかなか歴史の歯車は上手く動かないモンですね。・・・いやいや、馬場さんが生きていれば・・・(以下、妄想モードに入ったので割愛。)

« 勝敗と評価と選手生命と | Main | 技術と文化と利便性 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

プロレス・格闘技」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.