勝敗と評価と選手生命と
私はプロレスファンです。
ここ数日、ハッスルと
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200609/07/index.html
NOAHと
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200609/09/index.html
PRIDEを
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200609/10/index.html
立て続けにテレビ観戦しました。
ハッスルでは、求められた「お客を喜ばせる」という命題に、激しさを売りにしているプロレスラーが「お客を笑わせる」ためにバカな事を真剣に取り組む姿が見られました。
NOAHでは、「新進気鋭の若手選手が、ベテラン選手の壁を破る瞬間を見たい」というお客の期待に、「内容ではあと一歩だが、壁を破るのではなく地面を掘って潜り抜ける」方法で、ベテラン選手のランク(または自尊心・ファンの評価)を下げずに世代交代を感じさせてくれました。
PRIDEでは、「世界最強を決める(のはRINGS・・・てのは置いといて。)」というイベントで、「選手のスキルと試合内容が噛み合った神レベルの試合が連発し」主題の名に恥じぬ凄まじい試合を見せてくれました。
ハッスルのように、エンターティメントに徹すれば「本当に強い」「体力のあるなし」は二の次で、体の無理が利かなくなったレスラーでも、お客を喜ばせることができます。
NOAHのように、「競技だ」というのを売りにするなら、いずれくる「トップレスラーの世代交代」は避けられません。いずれ未来を背負うにせよ、今はまだトップでない若手レスラーに実績を先に与えることで、未来への布石を置きました。ともすればその布石は競技と考えるファンには喜ばれないかもしれません。ただし、チケットを買って会場に来るファンは、今回の王者交代劇を喜んでいたのは試合後のリングサイドが物語っていたでしょう。
またPRIDEのように、「最強を求める。」と、選手の消耗は激しく試合内容が神レベルでも「選手の安否」が気になってしまったら心の底からは喜べません。また、試合内容は水物で「結果はともかく内容はつまらない。」ということも大いに起こりえます。
本来、競技ならば内容はどうでもよく「勝利こそ全て」になります。
例えばマラソン。
最初から外国人選手の独走で世界記録には及ばないものの歴代三位のタイムで磐石の勝利シーンと、日本記録にすら及ばないタイムでも競技場に入ってきても勝敗がわからないデッドヒートと、どっちが見ている人に興奮と感動を与えるかは言うまでもありません。
しかし、興行はお金を集める=お客を喜ばせるという至上命題があります。
お客が何に喜ぶのか、決まった答えはありません。それは十人十色だからです。
なんか訳のワカラン事を書いていますが、ハッスルを見て爆笑し、NOAHの激しくもあっけない結末を見て次の展開を予想し、PRIDEのとんでもない神試合を立て続けに見せられて興奮し、その興奮と共に選手のケアが気になりました。
奇しくも続いて見たF1では、ミハエル・シューマッハ選手が引退を表明しました。
まだまだイケルと思いますし、F1とんでもないお金が動くので、選手本人だけの意思ではなかなか決定できないでしょう。
また、パ・リーグ存続の危機をたった1人で守りきった男(と私は思ってる。)「SHINJO」も、まだまだお客を呼べるのに引退をします。
なんだかんだ言っても、面白いものは面白い、つまらないものはつまらない。今週はとても良い物を沢山見られて、考えさせられて大変幸福でした。ということで、とりとめのない今日の日記はオシマイ。
追記;
NEWスーパーマリオ、この土日で2-2まで来たぞ・・・。え?まだまだヌルい?う~~ん。アクションゲームは引退かなぁ・・・。
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