「東京ドーム満員」と言うブランド効果
新日本プロレス、白紙にした東京ドーム大会を開催決定。
http://www.njpw.co.jp/tickets/20070104.html
・・・普通に「ん、ネタか?」と思いました。なんせあの「円天祭り」が今年の一月ですよ。(「東京ドーム」+「円天」で検索してみてください。)
確かに「どん底」から比べれば、1mmくらいは上向きに見えなくないような気がしないでもない錯覚に似た「面白い」内容がチラホラよぎったと希望的観測に基づいた感想を目にすることがあります。
でも、使用料のケタ違いな「東京ドーム大会」って・・・。
大会名からして、親会社(ユークス)の意向でしょうけど、一体何を狙っているんでしょうか。一説(2ちゃんねる)には会社を売却したいから・・・との話もあるようですが・・・。
チケット席種を見ると、一階席のみの販売のようです。もともと、コンサートなどでは音響効果(東京ドームは非常に音響効果が悪いそうです。)から使わない席を暗幕で覆う手法はありますが、二階席は全部潰すんでしょうか。
座席数は全部で46314席です。
http://www.tokyo-dome.co.jp/dome/shisetu/seat.htm
よく野球で「55000人満員」発表されますが、立ち見を入れてもそんな訳がありません。ただ、キリの良い数字とインパクトから有耶無耶の内に使い古されたフレーズとなりました。
リング周りに座席を追加できるとはいえ、2000年、2001年の発表を見るといかに「水増し」または「宣伝効果」を狙った観客数か分かります。
http://www.njpw.co.jp/result/2001/0104/001.html
http://www.njpw.co.jp/result/2002/0104/0104_01.html
ちなみにNOAHも62000人発表です。
http://www.noah.co.jp/results0507.html
なぜ「虚偽」「偽装」「水増し」の発表が行われるか。それは興行会社として「○○より人気がある」と印象付けたいんですね。これはどの球団・球場も同じで、どの業界でも似たようなモンです。
例えば、ゲーム業界の発売本数・ユーザー数なども同じです。
・・・でもね。それでもね、今の新日本プロレスに東京ドームってのは・・・。例えば、団体問わずプロレスラーを好きにマッチメイクして良いから・・・と言われても、どんなカードを組めば東京ドームが「埋まって」かつ「盛り上がる」んでしょうか。
「小橋対佐々木」のチョップ祭り大変盛り上がりました。
「夢のカード」「両者の機運」「観客の熱狂」これらの要素が全て揃ってこそですが・・・2万人以下ならともかく、どんなプロレスラーでカードを組んでも無理があるでしょう。
もう、「夢」と言われるようなカードは思い浮かびませんし。・・・個人的な「希望カード」ならHG選手やニューリン様、男色ディーノ選手にメカマミー選手、真琴選手やラム会長絡みで見たいカードは沢山ありますけど。
たとえ芸能人を使ってもなかなか・・・はっ・・・まさかSHINJO・・・無理無理。むしろ新庄さんが、昔の新日本プロレスの繁栄と今のの衰退を知った上で「俺が救うしかない」と考えたなら別ですが、新日からのアプローチじゃ心動く訳が無いですね。
いやはや、今後の動向から目が離せなくなってまいりました。
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