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2007.12.20

猪木の遺伝子

本年ももうすぐ終わりますが、プロレス・格闘技観戦はラストスパート。
初っ端は猪木ゲノム興行、PPVで観戦。詳細はいつものようにスポナビをどうぞ。

IGFプロレスリング「GENOME2~猪木 Fighting Xmas~」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2007/2007122001/index.html

最初にプロレスを好きになったのは猪木でした。
次に初代タイガーマスクと小林邦明との抗争が好きでした。
その後しばらくはテレビゲームやパソコンにハマり、少し離れました。

そして全日本プロレスの四天王時代にハマり、WOWOWも加入してRINGS、スカパーに加入してメジャー団体はもとよりインディープロレスを含めて色々と見るようになりました。

話は戻って猪木ゲノム。

猪木のプロレスが面白いと感じたのは、先が読めない展開です。
延髄斬りやって、ワンツースリーやスリーパーで相手がコックリ失神する前の話です。

そんな、何が起こるか分からないと感じさせる興行が猪木ゲノムです。

NOAHやハッスルも好きですが、どちらかといえば期待通りの面白さで、予想以上に楽しめた興行でも想像をひっくり返すほどではありません。

今回も当日まで対戦カードは発表されず、グダグダを楽しみたい私の期待は膨らむばかり。ブッカーTの前日キャンセルも重なって、その期待は頂点に達して請求がキツいのにPPVを勝ってしまいました。

第一試合は、少し前のZERO-ONEでの良い前座試合で見ごたえがあり、猪木ブラジリアンモンスター軍だったか、デカイ外人はそれなりに迫力があり、誰が推薦したのか新人賞次点のタカ・クノウは古き異種格闘技戦の雰囲気を醸し出し前半を締めくくります。

旗揚げ戦で私を虜にした、小原選手の頭突きも拝めて、あのでっかいモンターニャをジャーマンで投げるジョシュに感嘆し、予想外に噛み合ったカートとカシンの試合で最高潮に達し、巴戦ではレネローゼの蹴りから安田劇場、暴走小川に猪木の乱入まで、めちゃくちゃ笑わせてもらいました。

絵になる安田娘を登場させておいて、簡単に安田劇場としないところが面白く、どうなるかと思ったら一番オイシイところを自分持っていくなんて今の猪木の一番イヤなところを見せられました。

しかし・・・小川・・・一発でいいから猪木をヤってしまえよ~。それだけで今回の興行は完璧だったのに・・・。本当に猪木の遺伝子とやらがあるなら、あそこで鉄拳もしくはSTOだろうに。

それにしても面白かったです。カシン選手は、まだまだイケるなぁ。どっかの団体拾わないかなぁ。

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