機動戦士ガンダム 男の哀愁
アニマックスで、機動戦士ガンダム劇場版三部作の一挙放送を見る。
もう何度見たのか分かりませんが、何度見ても良いものはイイ!
ガンダムブームのその後、続編やシリーズ物が沢山作成されている訳ですが、このファーストガンダムで繰り広げられる心の葛藤や名セリフなど、その後の作品との繋がりに思いが至ると面白さも倍増します。
今回見直して心に響いたのは「カムラン・ブルーム」の人間味溢れる男の哀愁です。
「ミライはホワイトベースのおっかさん」ってな感じで、ミライさんが魅力的な女性に見えたり(裸シーンのせいか)イロっぽく感じたもんですが、今回見ていると世間知らずな言動が鼻につきます。
戦争でフィアンセが行方不明になったとして、自分であちこち探せるわけないでしょう。ましてや宇宙にも広がった人口から考えて、自分は安全な場所を確保し、日々の仕事で収入を得つつ人探しはプロに任せる。これのドコが悪いんでしょうか?
ましてやフィアンセ話を聞いて不機嫌になってるブライトに「親同士の話よ」という素振りをしながら、入港中という操舵手として極めて大事な時に再開したフィアンセに現を抜かし、ビンタを喰らっただけであっさりスレッガーに惚れ込み、結局ブライトと結婚した女の人生やりたい放題なミライさん。
そんな一シーンで、カムランを邪険にするミライにブライトが「人の縁は大切にした方がいいぞ。」と、自分の感情を抑えてまでミライを諫めます。
一年戦争のおよそ15年後、カムランはそのブライトに地球が滅ぶのを防ぐキーマンとなる活躍を果たします。
ブライト自身も要職に就く身。妻の昔のフィアンセが会見を申し出ようが、断ろうと思えば断れるのに、まさに人の縁を大切にした結果の功績。
その動機が、昔の恋愛感情を引きずった悲しい男の性だったとしても。
しかし、ガンダムの映画を見ると、ガンダムのゲームがとても遊びたくなります。ガンダム無双でも買って来るか・・・。
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