映画「レスラー」雑感
プヲタとしては、見逃すわけにはいかないこの映画。
「レスラー」オフィシャルサイト
http://www.wrestler.jp/
評判を聞いていたので公開前からチェックはしていたのですが、いろいろ悲しい出来事もあって見に行けず、気づけば公開終了間近。一番近いところでも電車を3~4回乗り換えないとたどり着けません。
しかも、レイトショー(20:00~)の時間帯しかやってないので、帰宅時には終電ギリギリというタイトなスケジュールです。
それでも、やっぱり見ておきたい。
日本映画や有名どころのハリウッド映画は、放っておいてもDVDや衛星放送で見られますので映画館なんて十年以上行ってません。
しかし、この映画は頭のてっぺんから足のつま先までどこを切ってもマイナーです。金獅子賞をとろうが、アカデミー賞にノミネートされようがこの映画はマイナーです。誰がなんと言おうとインディーのお仕事、いやインディペンデントです。
仮にレンタル屋に入っても数が少なくて、滅多に借りられそうにありません。(勝手な予想です。・・そもそも引越しした後、近所のレンタルビデオ屋なんかどこにあるか知らないぞ。)
そんな訳で十数年ぶりに映画館で映画を見ました。
さすが場末の小さな映画館。さらにマイナー映画。加えて公開終了間際。トドメに平日最後のレイトショー。ガラッガラッで、十人くらいしかお客はおらず、前から四列目のベストポジションを陣取り、前には誰もおらず両隣の席は使い放題。パ・リーグの外野席状態で左右の席へ存分に寝返りを打ちながら快適に見ることができました。
さて肝心の感想ですが、ネタバレを防ぎますので詳しくは書きませんが、プロレスラーのダークな一面をリアルに表現しています。ただダークな面だけで、華やかな面の描写が少ないように感じました。無論、そういった悲哀のドラマなんですが、もうちょっと華やかな面を描写(特に娘との確執を絡めて)してから叩き落す方が私の好みです。
最後のシーンは、見方によってはハッピーエンドで、想像を膨らませればバッドエンドで、明確な答えを求める人には中度ハンパなエンディングで評価はわかれると思います。私はハッピーエンド至上主義なので、良い方向に受け取ることにします。
現在、華やかな生活とは言わないまでも、不自由のない独り気ままな生活をしている私ですが、貯金もロクにできない生活なので、いつか落ちぶれたり大病を患う時が来るかもしれません。そんな時にもう一度見てみたい、落ちていった後人間はどうすべきかを考えさせられる映画でした。 75点。
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