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2011.01.24

Wiiの遊び方「朧村正」

色々なところで評判が良くて、Wiiの廉価版「みんなのおすすめセレクション」として発売されたので、買っておきながらずっと積んでいた朧村正を年末年始の休みに合わせて遊びはじめました。

朧村正
http://www.mmv.co.jp/special/game/wii/oboromuramasa/

まだ最終的なエンディング(ネタバレながら早い話、刀を全部集めないと見られない。)までは遊んでおりませんが、あらかた終わらせたのでレビューしておきましょう。

いや・・・ぶっちゃけ刀を集める気にはなりませんでした。噂通り「良く出来て」いますが・・・。

どんなゲームかといえば、「源平討魔伝」のような日本地図のようなステージ構成で、ステージに入ると「影の伝説」と「テイルズオブ〇〇(初期の頃)」の戦闘シーンを足して割ったような感じで進みます。

テイルズを例に挙げましたが、料理による回復とアイテムによる回復もそんな感じです。とくに料理系は無駄に凝った作りになっていて、調理~食べる演出などは見ているだけで食欲が出るほどです。

例えば「焼き芋」がこんな感じです。

20110124_1

あまりに美味しそうなので、急いでさつまいもを買ってきて、オーブンレンジで焼いて食べました。

20110124_2

戦闘も小気味良くザックザク斬れますし、場合によってはガードや避けることが重要でアクションゲーム好きにも歯ごたえのある作りになっています。

脚本というかセリフ回しも雰囲気がよく出ていて落語(小咄)ネタなどもあり、声優さんも豪華に使っていて細かい配慮も完璧です。

が・・・しかし。

私の評価は「噂通りだけど物足りないな」という感じです。細かいところは素晴らしい出来で90点以上なのに、くっつけてみると75点だったという印象です。

例えば、「無双モード」と「修羅モード」があり、ゲーム開始時に選択されますが、ゲーム中いつでも変更が可能です。

無双モードは敵が弱く、自キャラの攻撃中にオートガードが発動するなど、文字通り「無双」ゲームです。そして修羅モードは敵は強くて攻撃中オートガードが無いだけでもきついのに、戦闘中にメニュー画面からの回復操作ができない制限もあります。

しかも・・・取得経験値は修羅モードの方が少ないんです。

一般的なゲームで言えば、イージーモードとハードモードしか選択肢がなくて、そのハードモードだとクリアに時間がとても必要で(一部のエンディングを見るには、刀の装備=レベル上げが必要になる。)なおかついつでも変更可能。

位置づけとして意味を成してません。しかも、先ほど攻略Wikiを調べてみましたが、修羅モードのクリア特典として「死狂モード」ってのが追加されるんですが、これもラスボスさえ「修羅モード」であれば条件を満たすそうで、最初から修羅モードで通しプレイする必要はありません。

せめて経験値や銭、魂の取得量が、修羅モードだと三倍多く貰えるとかならまだしもねぇ。

そんな感じで、色々と面白い部分があるのに噛み合ってないところを感じます。例えば「煙玉」。戦闘を回避できるアイテムですが、場合によってはエンカウント方式と思わせておいてスルーできたりしますので「煙玉」を使用する必要はありません。

回復手段も料理とアイテムそして茶屋での食事があったりしますが、体力と生気の回復量と値段のバランスが違うだけで、使い分けとしては「生気=茶屋」と区別したほうが良かったように感じます。

そんな感じのアンバランス感は、気にしなければ良いだけですが一番ヤル気が起きない理由は移動が面倒なことです。いわゆる「キメラの翼」はあります。しかし「ルーラ」はありません。移動手段として駕籠者が居ますけど、航路?は限られているのであんまり役に立ちません。

あとは地道に走るしか無く「あそこに行きたい!」と思っても、どこか覚えてないので行けません。そのくせ、ストーリーの進行は「封印」によりほぼ一本道です。まぁ、クリア段階で封印は全て解けますし、二周目ではなくクリア直前データから「刀集め」などを楽しめるんですが、ルーラが無いので面倒という結論になりました。

マイナス面ばかり書きましたが、「噂通りの名作ゲーム」という部分は確かに感じましたので、源平やドラゴンバスターが好きな方なら楽しめると思いますので興味のある方は是非遊んでみてください。

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