アイスリボンのムーブオンアリーナでの興行を観戦に行ってきました。
そもそも私はプロレスファンとは言え、女子プロレスはあまり見ません。理由は私自身がエロい感情を禁じえないからです。いつもどおり前フリが長くなりますが、まずは女子プロレスについて語ってみましょう。
それでも、大阪プロレスの初代えべっさんをはじめ、お笑い混じりで出てくる女子プロレスラーに対して「セクハラ~反撃」は好きですし、ハッスル興行で出てきたインリン様というキャラクターは掛け値なしに今までで一番心を奪われた女子プロレスラーです。
・・・もっとも、サムライTVのダイジェストとか以外では、言うほど女子レスラーを見てませんけどね。
そんな私が何故アイスリボンを観に行ったかというと、サムライTVで試合以外の映像より伝わってくるアットホームな雰囲気が心地良いことと、アイスリボンから生まれたインターネットライブ中継「19時女子プロレス」をたまに見ていることもあり、若い子が頑張っている姿を見ていて応援したい気持ちはありました。
19時女子プロレス
http://www.ustream.tv/channel/19pro
しかし、もともと生観戦よりTV観戦(生中継)の方が好きな私です。出不精で重い腰を動かす程の気持ちには14万8000光年くらいあります。そんな中、アイスリボン選手代表のさくらえみ選手がTwitterにて「今日の大阪大会、動員はかなりの苦戦です。」とのつぶやきが目につきました。
気になったので場所などを調べてみると「大阪ミナミムーブオンアリーナ」で時間は13:00開始。ナンバなら普段通っているマッサージ屋さんの近所ですし、電気屋街を物色するのは休日の日課のようなもの。
時間が遅かったら翌日にも堪えるためダルくて行く気がしないんですが、13時からなら終わった後から多少寄り道して帰っても時間的に充分余裕があります。しかしまだまだ実際にはナンバまで遊びにいく気は固まってましたが、ミナミムーブオンアリーナの前で覗いて帰るくらいの気持ちでした。
まぁ、せっかくTwitterで(一方的にフォローしているだけですが)さくら選手の苦戦メッセージを受け取った訳ですから「行こうかな~」と返信つぶやきしてみたら、タイミングが合ったのかすぐさまさくら選手から返信を頂きました。
そりゃぁもう、マニアックでマイナーで零細な放送局とはいえ、テレビに出てる人から返信を貰ったら本気で検討しない訳にはいきません。チケット料金、場所と移動時間、そして何より試合カード。大阪ムーブオンアリーナは、サムライTVで見たり近所を通ったりするものの一回も中へ入ったことがないので興味はあります。
さくらえみ選手と真琴選手はサムライTVで何度となく見ているので興味はありましたし、「19時女子プロレス」にレギュラー参戦している選手は顔と名前が一致しないものの応援したい気はあります。そして何よりハッスル興行のファンとしては朱里選手の顔を拝めるのはプラスに傾きました。
そんな訳でいつものとおり長~い前置きとなりましたが、大阪リボン観戦の雑感です。
会場前にたどり着くと、十数名並んでいました。少し時間を潰してから試合開始10分前くらいに行き当日券を購入。前回、DDTの興行を観に行った時も絶食中でお腹の具合が悪くなったため、通路側の席をお願いしたんですが・・・思い切りカベ側でした。いや、悪気は無いでしょうから単なる認識不足ですが、ゆるゆるなお腹にはヤバイです。
前回 → DDT大阪府立大会11月14日(日)雑感
http://gamearc.cocolog-nifty.com/best/2010/11/ddt1114-2141.html
少なくとも、今度この会場に来る時の下見にはなりましたので席に着きお腹に手を当てていると、さくら選手の前説が始まりました。「今日初めてアイスリボンに来た人(挙手)!」で、最初に理由を訊かれた人が「さくらさんに来いと言われた。」との返事で、来いと言っておいてソレかい!ってなブーイングが会場中に響き渡った事で掴みはOK!しかし、動画はともかく写真撮影禁止ってのは残念でした。
試合順は覚えてないので、アイスリボン公式WEBのカードを見ながら・・・
http://ice-ribbon.ne07.jp/
内藤メアリ 飯田美花(フリー)
新田猫子 vs 宮城もち
誰が誰かはわかりませんが、猫ギミックの選手と餅?が少しだけ特徴を感じたものの四人とも技や動きの精度に難があります。特徴があるとはいえ、猫は猫耳がないし猫の動きとしてもまだ身に染み込むほどこなれてませんし、餅?はシャイニングウィザード風に股間をぶつける技?が男色ディーノ選手チックでしたが女子でアレをやる意味が分かりませんでした。しかし、空中胴締め落としは太めの選手が使うと説得力があり決着にも納得。
花月(センダイガールズ) vs みなみ飛香
やはり誰が誰かはわかりませんが、それなりに内容は良かったです。(試合中ならファンの声援や、後述するエンディングで名前はそれとなく分かったですが、帰宅してみてなんて名前?って言われたら覚えてません。)
松山勘十郎(大阪プロレス) vs 松本都 vs くるみ
なんといっても松山勘十郎選手でしょう。もともとお笑いプロレスが好きですが、相手が小学生だろうとキャラの濃さではかないません。大阪プロレスのファンも会場に多く詰めかけてるのか、レフェリーと松山選手とのやりとりに対する反応も楽しかったです。
志田光 真琴
朱里(SMASH) vs 都宮ちい
対戦カードを見たときに、一番興味があった(四人とも判別できるだけ、とも言う。)このカード。ちょっと気合入れて覚えている限り四人とも別々に感想を書いてみましょう。
まず志田選手。私としては19時女子プロレスで見慣れている選手ではありますが、初観戦で初見としてはキャラとしてあまり立ってませんでした。見た直後ならまだしも、一日経過してどんな技だしたっけ?ってのは覚えてませんゴメンナサイ。
次に、朱里選手のローキックはイイ音だしてましたねぇ。レガースを付けて良い音だすのはプロレスを格闘競技だと見る人には場合賛否両論あるでしょうけど、私はプロレス=エンターティメント派なのでこれでOK。やっぱり顔はカワイイ・・けど声は残念なので、試合中はあんまり喋らないで打撃で勝負した方が良いと思います。あと、暴走モードっぽいパウンド(寝技で上になって打撃攻撃)も手数より一発を大事にしたほうがいいかな。
そして真琴選手。四人の中で動き(技の精度や受身)や体格が一番「プロレスラー」らしく感じました。コーナーが私の前だったので、控えている時のお尻に目が釘づけ・・・いやゴメンナサイ。
最後に都宮選手。体が小いさくて目立ちます。あと19時女子プロレスで実況のGENTARO選手に刷り込まれているのか朱里選手と張り手合戦になった時、左手をフリフリして気を散らさせてから思い切り右手で張り手をカマすシーンに「腹黒」という部分を感じました。
アップルみゆき(フリー) vs 藤本つかさ
まずは藤本選手の強烈なハイキックでアップル選手がダウンします。レフェリーが近づいて様子を確認しますが、会場にアクシデントか?という空気が流れました。しかしこれはフェイクだったようで難なく立ち上がりました。「アポたん」との愛称でK-DOJOにてお船選手との絡みが記憶に残ってますが、そういえば「ウソ泣き」ってのもあったなぁ・・・とノスタルジー。
さくらえみ つくし
Ray vs りほ
この試合は、リングアナとして入ってきた美女に目を奪われました。観客の反応からインディープロレス関連では有名な方だと思われるんですが私には分かりません。しかしまぁ本職?の美女を横に並べると、女子プロレスラーでは太刀打ちできませんね。・・・なんの太刀打ち?
それはさておき、一人だけ体重が二倍くらいのさくら選手が面白かったです。挑戦者組はパワーではどうあっても適いません。そこの部分のコントラストが楽しかったです。試合後、納得の行かない挑戦者組が「バトルロイヤル」を宣言し、ボーナストラックが始まります。
バトルロイヤル(多分、全選手。)
この試合でも松山勘十郎選手が目立ちます。
オーバー・ザ・トップロープ(トップロープを越えてリング外に落ちると失格)ルールな訳ですが、松山選手のロープ渡りをアイスリボンの選手がマネして場外転落って結果が読めても大変面白かったです。中でも志田選手はペイントまでして盛り上がりました。
松本都選手のブログ記事より
http://ameblo.jp/matsumoto-miyako/entry-10863676132.html
アポたんは猫ギミックに付き合うだけでなく、お札に釣られるという特徴のあるパフォーマンスでこれも面白かったです。最後に残ったさくら選手の「オトナゲ無い」ギミックもバッチリハマっていて楽しかったです。
全試合終了後、さくら選手は(試合後のTwitterより)「大阪大会!課題の多さに悔しさをこらえながら最後の握手に行かせていただきました。笑顔で迎えてくださった皆さんに涙腺決壊。絶対に裏切ってはいけないと思いました。」との理由から泣いてたり、アイスリボンでは定番らしい全選手が会場を握手して回ってきたりで、感動的なフィナーレでした。
さらに試合後の売店で真琴選手(他の選手)のポラロイド撮影(一回千円)があったのですが、デジカメで撮ってくれたら買ったんですがさくら選手も居ないことですしスルーして、便所にかけこんでアイスリボン初観戦は終了しました。
以上、駄文・長文となりましたが、アイスリボン初観戦の感想でした。
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