真っ赤なお鼻の・・・
先日、会社の健康診断に行ってきました。
毎年のことなので、本来は体重をしっかり落としていくべきなんですが、今年は(正確に言えば去年からですが)Xbox360のKinectで「DanceEvolution(ダンエボ)」を遊びはじめたこともあり、摂取カロリーを減らすことはせずに運動量を増やして痩せないものか試しております。
・・・ところが、運動して筋肉が増えたのか、はたまた運動したことでお腹がすいて食事量が増えたのか、体重が逆に増えてしまいました。
(他に遊ぶゲームをセットすると、ディスクの入れ替えが面倒なもんで。)Kinectからその場ウォーキングにかえたこともあり、下半身それも足の運動へ移行しましたが、太ももが太くなって(弛んでないし)ズボンがキツくなったのを感じますから、筋肉量が増えているのも間違いないでしょう。
また、加えて今回の検診はゴールデンウィークの前ということもあり、「まとまった休みにはファスティングダイエット」も行う前になってしまいました。こうなったら体重は諦めて、運動を続けて少しでも内臓脂肪が減ることを期待することして、今年の健康診断に併せたダイエットネタは、結果が届いて肝臓などの数値を確認するまで保留とします。
が・・・今年の健康診断は、ダイエット以外のネタが多かったので、今週のブログネタにしておきましょう。
健康診断の場所は会社より遠いし、指定時間は会社の就業時間より早いし、普段より2時間ほど早起きしないといけません。当然、前日の夜は早めに寝るところですが、寝ようと思ったら「東北地方太平洋沖地震」最大級の余震が発生したため、ニュースに釘付け。
私がニュースを見ようがそのまま寝てしまおうが、どうなるもんでもないのですが、ニュースから目を離せず夜更かししてしまい、結局2~3時間くらいしか眠れず、体調の良くないまま健康診断に向かいました。
ここ数年、通勤ラッシュとは縁がない生活でしたから、乗り換えで満員電車に乗るとストレスがたまってさらに気分が悪くなってきました。そんな体調ながらも、本日の楽しみは初体験の「胃カメラ」です。
毎年、胃の検査はバリウム飲まされてレントゲンでしたが、今年は追加料金無しで胃カメラ(鼻から挿入するタイプ)に変更できるとのこと。去年までバリウムと下剤を飲んだ後は、いくら午後から休暇にしていても便所が近くて困りますし、何事もきっかけさえあるなら色々な経験をしておきたいため、迷わず胃カメラを選択しました。
胃カメラかバリウムか? Allabout
http://allabout.co.jp/r_health/gc/300846/
加えて、検診を行う病院は「鼻から入れるカメラ」ということで、体への負担は軽いと聞きましたので、今回は午後からの休暇をたっぷり楽しめそうです。・・・そう、実際に受けるまでは、そう考えていたので予定を色々と立てていました。胃カメラについては次のサイトでご確認下さい。
胃カメラ(内視鏡)を楽に受けようよ!
http://www.ichou.jp/icamera/index.htm
まぁ、上記サイトにあるような手順を踏んで、胃カメラ自体は苦しみながらも(バリウム飲んでグルグル回されるのが「疲労度100」なら、鼻挿入胃カメラは「疲労度70」くらいです。)終わりましたが、胃カメラを抜いた直後から鼻血が出てきました。
もともと鼻の粘膜は弱いほうですし、半年前の献血の時から血圧が高いと言われていたので鼻血が出るのは驚きません。当然想定されているので、脱脂綿を入れてもらってマスクで鼻を隠して検診を続けました。
受付に戻ってお医者さんから結果を踏まえた最後の問診に行こうとしたとき、脱脂綿がかなり奥のほうにあることに気づきました。いや、マジで。そのまま飲み込めるんじゃないか?と思うくらいの位置に感じます。
ただ、さすが処置は完璧で軟膏かワセリンでも塗っているのか、思い切り鼻をかんでみるとズルッスポン!ってな感じで抜けて事無きを得ましたが、脱脂綿は3cmくらいあったのでそれを飲み込みそうになっていた事に背筋が寒くなりました。
・・・そう、長いですが、ここまでは単なる前フリ。本当の恐怖はここからです。
会社の健康診断は、保険組合のしくみがそうなのか朝食(昼食?)が付きます。一昨年までは違う病院でしたが、喫茶店のサンドウィッチかそば屋の定食でした。去年は時間が早いためかQuoカード(500円)を貰って帰りました。
今年はQuoカードの選択肢は無く、実質初めてのお食事券活用でした。お店の選択肢は「フレンチ」と「和食」で、場所はどちらも同じホテルの8階。とりあえずエレベーターで上がりお店の前まで行ってみると、タキシードの店員さんと目が合いました。
・・・時間は開店直後。ちょっと場違いな気がしましたが、お昼ごはんを食べて帰るだけと思い入店。・・・時間は開店直後。まだ暇なのかタキシード四人に囲まれての昼食となりました。荷物は黒服Bの介添えで少し離れた隣の椅子へ・・・コレが仇となります
しかし、健康診断のチケットで食べに来た人に黒服Aが「スープが○○」「オードブルが○○」「食後のお飲み物は○○」なんて言われてもねぇ・・・。まぁこの場違い感に「二度と来ることはないだろう。」と判断し、この際ですから黒服Aオススメの「千円追加して黒毛和牛フィレステーキ」を注文しました。
席には普段まったく縁のないテーブルマナーを強要するカトラリー (Cutlery/ナイフやフォークの事) そしてナプキン。膝にかければいんだろうなぁ・・・と思った直後、鼻に異変が・・・。奥に控える黒服C、黒服D、そして水を持ってくる黒服B、さらにはデザートのティラミス(追加料金350円)をオススメしてくる黒服A。
そんな中、突然鼻水・・・ではなく、鼻血がうっすら垂れてきそうな感覚。そう、鼻血は完全には止まってなかったようです。黒服Aを丁重にお引き取り願って、膝にかけるはずのナプキンを畳んで顔を押さえるフリをしてソ~っと鼻をかんでその場をしのぎました。
本当は鼻にティッシュでもこっそり詰めておきたかったんですが、ティッシュは荷物ごと黒服Bに隣の席へ運ばれてしまったのでそれはできません。ファミレスと違って紙ナプキンはひざ用のデカいのが一枚のみ。そうこうしているウチに他のお客さんも来たので黒服Cと黒服Dも慌ただしくなり、窮屈で鼻血の不安と戦う微妙な昼食となりました。
しかしまぁ「もう二度と行けへん!」とは思っているものの、黒毛和牛フィレステーキは流石に歯ごたえはとろけるようで、味は文句なしでした。
食事さえ済めば、午後からは休暇で自由の身。さらにバリウム&下剤の恐怖に怯えること無く満喫できます。3DS犬猫にも飽きてきたので他のゲームソフトを物色しに、電気屋街へ鼻にティッシュを詰めこんで出発。
発売当初から評判が良かった「戦国無双 Chronicle」そして最近発売された「GUNDAM THE 3D BATTLE」のどちらかを買おうかな~と悩みながら、金額を考えればそれまで遊んでいなかったPS3かPSP、はたまたXbox360の無双系ゲームを買ってもいいなぁ・・・と思いつつ散策。
途中、鼻血が止まっているのを確認の上、ティッシュペーパの栓を開放し、ゲームソフトを買うか買わないかはひとまず置いておき、一ヶ月に二度ほど通っている中国式オイルリンパマッサージ屋さんに行ったとき、二度目の鼻血が襲いかかりました。
顔のところには穴があいているベッドにうつ伏せに寝た瞬間、鼻血が垂れそうになりました。身振り手振りと鼻が効かず発音の悪い鼻声で、なんとか窮状を伝えてトイレットペーパーを貰ってこの場を凌ぎました。
ここのマッサージ屋さん、日本語があんまり上手くない人が多いんですよね。その分人件費が安いのか、日本人がケアしてくれるマッサージ屋さんより半額くらいの値段設定です。しかし、普段はオイルリンパマッサージと言ってもエロ系じゃなく首筋や背筋中心なんですが、今日の人だけはチャイナドレスでエロ系(お尻の方まで)に近かった気がするのは、決して気のせいでは無いはずだ。
結局、買ったゲームはガンダムでもなく、戦国無双でもなく、チャイナドレスを眺めていたせいか、PS3の「真・三國無双6」に決定。ゲームの話はさておき、二度の鼻血噴出の危機を乗りこえて、地下鉄に乗って帰るときにトドメがきました。
話はイキナリ飛びますが、ディスカバリーチャンネルの「怪しい伝説」という番組で、クシャミで病原菌の拡散を防ぐには「手のひら」「肘(の内側)」「ハンカチ」の三つの中でどれが一番良いかと言えば、「肘(の内側)」が拡散を抑える上に手にもつかないので良いという結論があり、それが頭の中に刷り込まれています。
帰りは地下鉄も混んでないので席に座り、鼻のティッシュを抜いてみて状況確認・・・その時に・・・
ハ~ックション!
・・・肘の内側に血がつきました。いったいそんな所に鼻血がつくなんて、誰かにラリアットでもカマしたんか?というような最後まで鼻血に悩まされた一日でした。
家に帰ってから調べてみると、いろいろと自分の鼻血に対する認識や対処が誤っていた事にきづかされました。たかが鼻血と思わないでこの経験をもとに戒めることにします。
鼻血の原因情報館
http://www.weneedkenlucas.com/
Recent Comments